俺は旨い珈琲を求めて日本中を旅していた・・・

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芋焼酎記者の珈琲行脚シリーズの書き出し。
略さずに書くと・・・
「俺は旨い珈琲を求めて日本中を旅していた。しかし未だ俺の舌を唸らす究極の一杯に出会ったことがない。ブルーマウンテン、モカ、キリマンジャロ。そんなものが飲みたけりゃ豆を買って自宅で挽いて飲めばいい。俺が求めるもの、それはブレンドだ。豆選びに配合。ローストの火加減。抽出方法に時間、水選び。無限の組み合わせからなるブレンドだからこそ究極の一杯が出来上がるのだ。その店オリジナルのブレンドこそが店の看板であり、店の顔なのだ」
ほねぶとこ記者による『ジョーカー・ゲーム』のブヒ部の書き出し同様、サンキュータツオは端折らず毎回朗読している。
ちなみに芋焼酎記者が偶然訪れた喫茶店は喫茶キャツアイ『CAT’S♥EYE』喫茶南風『タッチ』CREAMY CREPE『魔法の天使クリィミーマミ』スナック茶々丸『めぞん一刻』喫茶ドロンボー『ヤッターマン』喫茶店abcb『きまぐれオレンジ☆ロード 』喫茶ポアロ『名探偵コナン』の計7件で飲んだ珈琲の数はたったの2杯。
同じキャラとのいざこざがメインのブヒ部において、毎月ヒロインが変わり、ロードムービー的要素も取り入れ、さらに特筆すべきはハイレグレオタードのオチ一本だけで構成された内容は画期的であった。

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